旅行会社スタッフのリアルなBLOG

客家のふるさと客家土楼を訪ねる

こんにちは、スタッフNです!

花粉の季節、ずっと否定してきましたが、やはり花粉症のようです。
花粉の季節、苦しい日本を離れ、旅行に行きませんか?

スタッフNのお勧めは福建省客家土楼です。

客家(はっか)とはかつて北方から移住してきた漢民族で、「よそ者」と言う意味があるそうです。
独特の文化や言語を持ち、大陸を始め国外にもたくさんの有名人を輩出している事で有名です。
孫文や?小平、シンガポールの李光耀(リー・クァンユー)なども客家語を母語とする客家人です。

土楼は防衛的なとりで式の住宅で、先住民の攻撃を恐れて防備を固めたものだと言われていますが、その強固なつくりは台風や地震などの自然災害にも強く、何代にもわたって一族が集団で生活しています。

福建省には多くの土楼が点在しますが、中でも有名で規模が大きいのが、永定の土楼です。
永定へは厦門から約3時間の道のりです。山道を走りますので、時間はかかりますが、走った甲斐があります。
見ごたえ十分です。

厦門〜永定へのルート


承啓楼:清康熙四十八年(1709年)建立、面積は5376.17平方メートル
大きすぎて近くからは全体をカメラに収める事が出来ません・・
予想よりはるかに大きな建築物で圧倒されます。


厚い土壁は何と厚さ1m以上もあるそうです。


少し見えにくいですが、この土楼は江一族の土楼です。住んでいる方は皆「江」さんです。


上層階への階段は結構急勾配です。


承啓楼の中はこのようなつくりになっています。
各階72部屋の4階建てで計288部屋。まさに集合住宅です。


とても頑丈そうなつくりです。


人のお部屋をかってに覗いてしまいました。このお部屋は結構狭そうです。


土楼の中は思ったより広く家の中に町があるようです。


土楼の小さな窓からはこんな景色が見られます。


外壁の壁は土壁で上層階にしか窓はありません。


小高い山から見下ろすと土楼の全体像が良くわかります。
山登りは結構キツイです・・
土楼めぐりは一日がかり。早朝に厦門を出て帰ってくる頃には日が暮れかけています。
ゆっくり観光したい方には一泊をお勧めします。

土楼の独特な建築物を見たい方や客家の独特な文化に触れたい方にはお勧めのコースです。

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

カレンダー

2010年4月
« 3月   5月 »
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
PAGE TOP