旅行会社スタッフのリアルなBLOG

週末トラベル松山

こんにちはスタッフNです。

週末を使って愛媛県松山へいってきました。
松山といえば道後温泉。道後温泉といえば夏目漱石の坊ちゃんに描かれたことでも有名です。
名古屋から松山までの移動には飛行機を使う事も出来ますが、JR特急しおかぜ号に乗ってみたいという理由から往路をJR、復路は時間の関係上飛行機を使う事にしました。
特急しおかぜ号はアンパンマン列車の設定があり、子供たちにも大人気です。
http://www.jr-eki.com/aptrain/index.html

まずは、ネットで松山までの鉄道を検索してみると新幹線で岡山まで、岡山から松山までは特急しおかぜ号で約3時間弱の道のりである事がわかりました。

ひかり号でのんびり。

週末だというのに車両独り占め。

今回スタッフNが利用したのはJRの乗り継ぎ割引という運賃です。
これは同じ日に新幹線と在来線の特急列車を乗り継ぐと在来線特急の特急料金が割引が適用される制度で、この「乗り継ぎ割引」を利用すると、在来線特急料金が半額になる場合があります。
今回の場合特急しおかぜの岡山-松山間の特急料金が割引となりました。
この割引制度意外と知られていないのですが、新幹線と在来線を乗り継ぐ場合、
新幹線を回数券で利用したりチケットショップなどで購入して、別途在来線特急を購入するよりお徳になる場合が多いです。
新幹線+JR特急をご利用の際はぜひ確認してみて下さい。
さて私が乗ったしおかぜ号は坂の上の雲列車となっていました。

松山はNHKドラマ「坂の上の雲」の舞台となりました。
坂の上の雲のまち松山スペシャルドラマ館や坂の上の雲ミュージーアムなどを見て子規ゆかりの地や秋山兄弟生誕地などをめぐる旅をしても面白いかもしれません。

しおかぜ号に乗り込んでさっそく岡山駅で仕入れた鰆寿司をいただきました。

肉厚な身にしっかりと味がしみていて食べごたえがありしかもあっさりしていて後味がいい。
おいしい駅弁を食べられて満足しました。
肝心の中身の写真がありませんが、お腹がすいていたのでペロリと食べてしまいました。
HPにてご確認下さい。おススメです。
http://www.setouchiaji-club.com/


しおかぜ号からの景色は最高です。やっぱり片道は列車にして正解です。

しおかぜ号でJR松山駅に着いたスタッフNはまず、松山城を見学する事にしました。
松山は市内を路面電車が走っています。

JR松山駅から松山城へは、この路面電車を利用すると便利です。

路面電車が町を走っているなんて、それだけでテンションが上がりますが、坊ちゃん列車なるディーゼル機関車の車両まであって、旅気分が盛り上がります。

坊ちゃん列車
http://www.iyotetsu.co.jp/botchan/index.html


遊園地の乗り物みたいですが、実際にこの車両が町を走っています。

JR松山駅から松山城の最寄駅大街道までの運賃は150円ですが、1日乗車券を購入すれば400円で市内電車(全区間)・バス(都心循環東南線・東西線・平和通り線)が乗り放題となると下調べで確認済みなので、早速1日乗車券を購入し、JR松山駅から路面電車に乗り大街道駅で下車しました。
(坊ちゃん列車は1日乗車券に100円プラスする事で一回のみ乗車可能です。)

1日乗車券400円なり。

ここから、松山城まで徒歩10分弱、ロープウェイ街といわれる土産物屋が軒を連ねる通りを道草食いながら散策し、
まだ何の観光もしていないのに途中喫茶店で珈琲を飲んで休憩し、もう帰ってもいいくらいの満足感の中、ようやく松山城の麓までやってきました。
駅からロープウェイまでの通りはロープウェイ街というだけあってどうやら松山城へはロープウェイで登れるようです。
ロープウェイ乗り場の係の方は皆とても愛想がよく、好感が持てます。
さて、松山城の麓まではロープウェイとリフトを選ぶことができます。料金はどちらを選んでも一緒ですがリフトは待ち時間なしですぐに乗れます。
スタッフNはロープウェイを選択し発車を待つことにしました。
小さなお子様連れのご家族やお年を召した方がたくさん乗ってきます。
ロープウェイに乗ると松山城に関する簡単な説明をしてくれるのもいいところです。
リフトに乗って外の風を受けるのも楽しそうなので、帰りはリフトに乗ることにしました。

手前がリフト奥がロープウェイです。

ロープウェイとリフトは並行して動いているのですが、ロープウェイに乗ってふと下をみると、リフトの防護ネットの上に大きな字でなにやら標語のようなものが取り付けられています。

君の速さで歩(ゆ)けばいい。

「ありがとう」で 心が まんまる。

ACのCMのようなことばがならんでいますが、なかなかいい言葉たちがたくさんです。
後で気がついたのですが、このようなことばを街のいたるところで見ることができました。
路面電車にも書いてありました。
ことばのちから21というそうで、HPによると全国から応募のあったことばを掲載しているそうです。
松山は子規を生んだ俳句の都、小説「坊ちゃん」、「坂の上の雲」を生んだ文学の街です。
http://www.kotobanochikara.net/

さて、こころがほっこりしたところで、松山城へ戻ります。
恥ずかしながら松山城の歴史的な背景を全く知らないスタッフNは松山城のパンフレットを片手にロープウェイから天守閣へつづく道をてくてく歩いて上りました。
松山城パンフレット
http://www.matsuyamajo.jp/information/img/pamphlet.pdf


大きな城壁がそびえ迫力のあるとても美しいお城です。


下から見上げると石垣の立派なこと。


本丸には、桜並木があり、桜の時期は名所としても有名だということです。

日本100名城、美しい日本の歴史的風土100選

天守閣前のチケット売り場では入場記念のハガキをいただけます。

松山や秋より高き天守閣 子規

確かに天守閣からの眺めは絶景です。外からの風が心地よくまさに城下を一望です。

市内を一望できます。


城マニアの気持ちが少しわかった気がします。


あいにくの曇り空ですが、とても気持ちが良く、また別の季節にも訪れたいと思いました。

さて、松山城を後にして、次に道後温泉へ向かいました。

道後温泉駅

道後温泉駅から温泉街を抜けるとそこにはテレビでよく見る重厚な風格ある道後温泉本館があります。

もちろんここで記念撮影をパチリ。
念願かなった感じです。
高級感ある石の浴槽が身体を温めてくれ、ああ道後温泉にやってきたんだなと旅気分をいっそう盛り上げてくれます。

チケットはこんな感じ。

重要文化財に指定された今もなお現役で温泉客を楽しませてくれる松山へ行ったなら必ず行くべき観光地でした。

メインの観光地をいくつかまわりまだ飛行機の時間までは余裕があったので松山の中心街松山市駅をぶらつくことにしました。
松山市駅前には高島屋があり、お土産でも買おうかなぁとぶらつくもここでちょっと電池切れ。
一休みすることに。(休んでばかりですが・・・)
ちょうど高島屋の向かいにある「ひぎり茶屋」というおみせで日切焼という大判焼きのような
あんこの入ったお菓子をいただきました。

お抹茶を一緒にいただいたのですが、これがうまい!思わずおかわりしてしまいました。
なにげに入ったお店ですが、疲れを癒してお腹も満たしてくれて大満足です。
これで心置きなく帰路につけます。

一旦松山駅までもどり松山駅から松山空港まではリムジンバスでわずか15分の道のりです。

松山駅

市内からのアクセスがいいのも地方空港ならではです。
小雨がぱらついてきて残念ながら空からの景色は望めませんでしたが、とても充実したよい旅ができました。

DHC8‐Q300
低空を飛行する小型機は天気がよければ、綺麗な夜景を見る事が出来ます。

みどころが他にもたくさんありそうだったので、機会があったらまた訪れてみたい街です。

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