旅行会社スタッフのリアルなBLOG

中国大陸で3G通信

こんにちは。スタッフNです。

毎日暑い日が続きますが、節電をしながらこの夏を乗り切るのは大変です。
暑い夏は涼しい避暑地へお出かけしてはいかがでしょうか?

さて、興味の無い方には全く興味がないと思われるスタッフNの電脳通信ですが、興味のある方はご覧下さい。
以前香港で3G通信をして大変便利だった。というブログを書きましたが、中国大陸での3G通信はどうなの?ということで試してきました。
中国大陸には3G方式を提供している携帯キャリアが3社あります。中国電信(China Telecom)、中国聯通(China Unicom)、中国移動(China Mobile)の3社ですが、それぞれに通信方式に違いがあり、同じ3Gでも互換性がない為注意が必要です。

それぞれの通信方式は下記の通り
中国電信(China Telecom)・・・CDMA2000方式
中国聯通(China Unicom)・・・W-CDMA方式
中国移動(China Mobile)・・・TD-SCDMA方式

日本でもdocomo/softbank(W-CDMA)とau(CDMA2000)の方式は違いますが、中国には独自規格のTD-SCDMA方式を含む3つの方式がありかなりややこしくなっています。
また、中国の3Gを使うには日本のキャリアの端末でローミングするか、ロックのかかっていない端末(SIMフリー)を用意する必要があります。
SIMフリー端末の場合、端末の方式にあったキャリアのSIMカードを用意する必要があります。

今回スタッフNは香港で使用したのと同様、WILLCOMのHYBRID W-ZERO3(W-CDMA)を利用して3G通信に挑戦しました。
まずは中国大陸でW-CDMA方式を採用している中国聯通のW-CDMA SIMカードをネットで検索してみたところ中国聯通はWOというブランドで3Gサービスを展開していることがわかりました。
http://3g.10010.com/
このWOブランドの3G SIMカードを入手すべく、北京空港でGSMカードを売っているスタッフに中国聯通の3Gカードを売っている場所を聞いてみました。すると、到着ロビー左手奥に中国聯通のショップがあると教えてくれました。
早速行ってみると通信体験服務中心Telecom Service Centerという中国聯通のアンテナショップがありました。

ここで3G SIMカードが欲しいと伝えると、どんなプランがいいかと訪ねられ、
データ通信150MB国内通話50分の46元という一番安いプランを選択しました。
パスポートの提示をしてすぐに開通してくれました。

香港で試した時より若干速度が遅く感じたものの、日本円にして600円弱で3Gデータ通信ができるのは便利です。
少し手間はかかりますが、到着空港でこのカードを手に入れてしまえば、市内で迷った時にはgooglemapをナビ代わりにできますしレストランを検索したり、観光地を検索したりと大活躍です。
今回は北京空港第三ターミナル到着ロビーにて購入しましたが、WOのショップは街中でも多く見かけました。
わざわざSIMフリー端末を使ってSIMカードを差し替えるのは面倒ですが、海外でのローミングパケット料に悩んでいる方は一考に値するかと思われます。

お試し下さい。

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