旅行会社スタッフのリアルなBLOG

香港空港からフェリーで第三国へ

こんにちは。スタッフNです。

久しぶりのブログ更新です。
さて、最近ビジネス渡航のお客様によくご質問を受けるのが、香港空港からマカオや中国大陸へのフェリー移動についてです。
飛行機で香港空港に着いたその足で香港に入国せずにトランスファーが出来るこのフェリーはとても便利なので香港を経由して周辺都市への移動をされるお客様にはお勧めいたします。
今回、スタッフNは香港空港からマカオタイパ島フェリーターミナルまでフェリーを利用しましたので、その様子をご案内します。
現在香港空港からはマカオ(マカオフェリーターミナル・マカオタイパフェリーターミナル)他、深セン(蛇口・福永)、広東省(中山市・広州市南沙・東莞市虎門・珠海市九洲)の8ルートが就航しています。
まず、飛行機を降りて入国審査手前のE2トランスファーデスクにあるフェリー乗り継ぎカウンターに行きます。そこでパスポート、預け荷物がある場合は荷物タグを提示の上、目的地までのフェリーチケットを購入します。

E2トランスファーデスク

フェリー時刻表は香港空港のHPにてご確認下さい。
http://www.hongkongairport.com/CBT/Controller?locale=eng


チケットの購入・乗船手続きは預け荷物がない場合でフェリー出港の30分前。ある場合で60分前までとなっています。
荷物がある場合は必ず荷物タグを提示しないと荷物が目的地まで到着せずに香港空港で持ち主のいないターンテーブルをグルグル寂しく回る事になりますのでご注意下さい。ここで荷物タグを提示すると新しい荷物タグがもらえますので、目的地到着までなくさないようにしてください。
また、フェリーに乗る前に両替をしたい場合は、E2トランスファーデスクのすぐ脇にある両替所で両替も可能です。

両替所は小さなデスクにスタッフが1人という小さなところで目立たないので見逃してしまうかもしれません。

チケットを買ったらE2トランスファーデスクのすぐ裏にあるフェリー乗り継ぎ専用ゲートからフェリー乗り継ぎ専用シャトル(APM)乗り場へ移動し、SkyPier(フェリーターミナル)へシャトルで移動します。

フェリー乗り継ぎ専用ゲート

シャトル乗り場の案内板で停泊位置と出港時間が確認できます。

案内板


シャトル乗り場


シャトルの所要時間は約5分です。乗務員らしき人は見当たらなかったので恐らく自動運転かと思います。


フェリーターミナルのある駅です。
このエスカレータを昇るともうすぐそこが海で目の前に船が発着するのが見えます。


ガラス窓の向こうにフェリーが停泊しているのが見えます。


SkyPierはこんな感じ。一応免税店もありますが、品揃えはいまひとつ。
コンビニ(セブンイレブン)もあります。


搭乗ロビーで出港まで時間を待ちます。


フェリーの停泊位置を確認し出港時間になったら乗船です。


今回はこの青いコタイストリップに乗船します。奥に見える赤い船はターボジェットです。

目的地の空港に着いたら、入国審査を済ましてE2トランスファーデスクでもらった荷物タグを提示して荷物を受け取り税関審査を経て入国となります。

こちらはマカオタイパ島のフェリーターミナルです。

文章で書くとなんだかややこしいですが、実際にやってみると簡単です。何よりも日本で預けた荷物が最終目的地までスルーで運ばれる事、入国審査を何度もしなくても良い事がメリットです。
ただ、目的地によってはフェリーの本数が少ない場合がありますので、事前に飛行機の到着時刻、フェリーの出港時刻を確認したほうがよいでしょう。

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