旅行会社スタッフのリアルなBLOG

ラオス

添乗でラオスへ行きました。
今回訪れたのは、ラオス最初の統一王朝「ランサーン王国」の王都として栄えたルアンパパーンと
首都ビエンチャンです。

 (写真提供:山本勝則様)

ルアンパパーンのホテルはメコン川沿いにあるチャンタビンリゾートホテルに泊まりました。
朝食はメコン川を一望できるテラスで食べることができます。
少し早目に朝食をとると真っ赤な朝陽を浴びた綺麗なメコン川を見ながら食事ができます。

(写真提供:山本勝則様)

朝陽を浴びたメコン川の風景はとても綺麗でした。

 

(写真提供:山本勝則様)

ルアンパパーンの朝はお坊さんの托鉢から始まります。
お坊さんはお布施で頂いた食べ物を子供達にお裾分けすることもあります。
横にいる子供はお裾分けを待っている子供たちで最後は袋が食べ物でいっぱいになっていました。

 

((c)ASEAN-Japan Centre)

王宮博物館
1900年初頭に建てられた宮殿で王制廃止後は博物館として利用されています。
館内は王族が使用した衣装や飾り、高価な食器や各国からの贈答品が展示されています。
王様と皇后様が使用された寝室もあり当時の王族の暮らしぶりが偲ばれます。
個人的にはラオスの観光地の中で1番面白いと感じました。王宮内は写真撮影ができません。
夕方から王宮シアターでダンスショーが行われます。

 

 

クアンシーの滝です。
流れ落ちる水の色がとても綺麗な滝です。

(写真提供:山本勝則様)

青色の水がとても綺麗な滝つぼは神秘的です。
駐車場から滝へ向かう歩道ではトーチジンジャーなどの熱帯植物がたくさん見られます。

 

メコン川クルーズも体験しました。
船からはメコン川沿いで生活する人たちの生活や野生の動物を見ることができます。
途中5千体の仏像が安置されたパクウー洞窟を見学しました。ちょっと階段がきつかったです。 

パクウー洞窟から見たメコン川です。乾季なので水量が少ないですが雨季はこの辺りまで水かさが増えるようです。

ビエンチャンにのブッタパークへ行きました。

ブッタパークは仏教やヒンズー教を題材にして作られた様々な像を集めた公園です。
宗教的な色合いは薄く、作成者の想像で作られた風変わりな像は面白いと感じました。

 

ラオスの国章にも使われているタートルアンです。
青い空に黄金色の塔が良く合ってます。

 

ビエンチャン市の市場です。
食料品や雑貨などいろいろ売っています。

ルアンパパーンは中国の北京やヨーロッパの歴代王朝の都として栄えた街と違い壮大な宮殿や歴史的な建築物はありません。
ただ長い歴史を持つランサーン王朝時代から引き継がれた街並みや、そこに住んでいる人々の昔しから変わらない生活習慣や文化などが評価され1995年に街全体が世界遺産に登録されました。
素朴で落ち着いた雰囲気が色濃く残る古都の魅力が欧米人に支持されているようで、欧米の新聞や雑誌の訪れたい国のアンケート調査では上位にランクされているようです。
今回訪れたルアンパパーンやビエンチャンでもたくさんの欧米人観光客がいました。日本人や韓国人、中国人観光客は少数のようです。
古い街並みに欧米人観光客を目当てにしたお洒落な喫茶店で、欧米人の老夫婦や若いカップル静かにおしゃべりしたり本を読んでいる様子は中々味わい深いものがありました。

ラオスの首都ビエンチャンはルアンパパーンと違って、少し騒々しいアジアの小さな街といった感じです。
経済成長率も高いようで大型のショッピングモールや新しいホテルが建設されていました。
今後ラオス政府は中国資本を頼りに、鉄道や道路などの交通インフラを整備していくようで街の雰囲気も大きく変わりそうです。

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