こんにちは。スタッフNです。
今回は、フィンランドの首都ヘルシンキからちょっと足を延ばして、
バルト三国エストニアの首都タリンへのフェリーの乗り方をご案内します。
タリン旧市街
ヘルシンキからは、タリン行きの他ストックホルム線やサンクトペテルブルク線なども運航しており、港町ヘルシンキから船の旅を楽しむことができます。
ロシアの古都サンクトペテルブルクへはフェリーを使うことで、72時間以内のビザなし渡航ができてとても魅力的なのですが、フェリーの本数が少なく、ヘルシンキを起点にした旅程を組むのが難しくなります。
サンクトペテルブルクへビザなし渡航をされるならフェリーのスケジュールに自分のスケジュールを合わせるしかありません。時間のある方にはおすすめいたします。
また、サンクトペテルブルクへはヘルシンキからアレグロという国際列車に乗って、3時間半で行くこともできますので、
時間のない方は、本数も多く早く着くこちらをおすすめいたします。ただし、こちらを利用する場合は、必ず事前にロシアビザの取得が必要となります。
さて、バルト三国エストニアの首都タリンへはヘルシンキから約2時間と乗ってしまえばあっという間に着いてしまいます。
ただ、この短い航路でも免税店のついたとても大きなフェリーが運航しています。
今回は、最も本数の多いタリンクシリヤラインを利用しました。
タリンクシリアラインの航路
https://www.tallinksilja.com/ja/japanese
ヘルシンキ⇔タリン間は以下の3種類の船が運航しています。
スター号
メガスター号
エウロパ号
※エウロパ号はヘルシンキ-タリンの往復22時間のクルーズ船のため、ヘルシンキ-タリン間の片道の移動手段としてのご利用もできますが、片道移動に3.5時間かかります。
今回はスケジュールがぴったりだったメガスター号を利用しました。
ヘルシンキの港はいくつかありますが、スター号、メガスター号はヘルシンキ西港ターミナル2から発着します。
ターミナル2へはトラム利用が便利です。(トラムについては以前の記事をご参照ください)
トラム 7 または 6TでLansiterm. T2停留所にて下車後、目の前にターミナルがあります。
ヘルシンキ西港ターミナル2
ターミナルに到着後、事前にホームページで買っておいたチケット控えを発券機で発券します。
この機械にQRコードをかざすだけでチケットが発券されチェックインも完了でとっても簡単です。
チケットの発券機にはCHECK-IN AND TICKETSと書いてあります。
メガスター号はとても大きな船なので、いつ動き出したのかもわからないくらい静かで揺れもありません。
船内はとても広く免税店で買い物をしたり、デッキに出て外の空気を吸ったり、カフェでお茶をしたりしているとあっという間にタリンに到着です。
メガスター号船内
メガスター号船尾
タリンの港はDターミナルに到着です。
こちらはスター号
タリンDターミナル
タリンの旧市街からターミナルまでは徒歩約15~20分ほどの距離にあります。このターミナルからは公共の交通機関がバスしかなく、不便なのでタクシーを利用することをおすすめいたします。
沢山の人が利用するフェリーですが、タクシーにはすぐに乗ることができました。
ヘルシンキからは日帰りも可能です。
フィンランドに比べてエストニアは物価が安く、赤い屋根の町並みはとても綺麗です。
北欧へご旅行の際はぜひショートトリップで世界遺産の街エストニアタリンの街を散策してみてはいかがでしょうか?
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